二世帯住宅や同居という言葉に、「1人になれるスペースやくつろげるスペースがない」というイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。家づくりの際のプランニングを疎かにしてしまうと、そういった事態が発生する可能性もあります。
そこで、たとえば「サブ空間」を用意することで、「くつろぎスペース」を確保することが可能です。
多人数で共用する空間(例:リビング)は、自分1人の都合で使える時間も限られます。たとえばリビングでテレビを見る場合について考えてみると、自分の好きなテレビ番組を好きなだけ見ることは難しいでしょう。そんな時、「サブ空間」として、自分専用のテレビが見られるスペースがある「サブリビング」などを考えてみても良いかもしれません。
【プラン例1】趣味のアトリエがある家
納戸の横に設けられた、趣味の時間を楽しむアトリエスペースは、家で過ごす楽しさを広げるスペースです。大きな収納があるので、居住空間に道具が散らからず、思う存分、趣味を満喫することができます。
【プラン例2】1人を楽しむロフト空間のある家
約9畳の小屋裏収納の脇に、吹き抜けに面したロフトの隠れ小部屋があります。二世帯が集う楽しい時間も大切ですが、家では1人になれる時間も大切です。天窓の夜空を眺めながら、読書や趣味を楽しむことができる、くつろぎ空間になっています。